昼のシーン | 夕方のシーン |
設計:丹青社
江戸時代の街並みを再現したジオラマである。
昼~夕~夜~深夜とシーンが約10分で以降する。昼のシーンでは蛍光灯を使用して道路部で約800lxを確保している。
夕方のシーンでは舞台用の投光器を使用して夕日の色温度と高度が低い光を演出した。
また、夜のシーンでは行灯、室内の光だけで構成している。この時、道路部での照度は約0.1lx程度であり、当時の暗さを体験するという学芸員の理解の
上成立した。
ここでは夜のシーンの再現が最も力が注がれた。
行灯、室内の光は蝋燭などを想定してひかりがゆらぐようにシーンを設定し、特に室内の光に関しては数個の光によって、ゆらぎと影の移動を演出している。