設計:竹中工務店
メディア:新建築0904
アトリウムは必要最小限の人が歩行する上で必要とされる誘導するサイン的な光を計画した。<
廊下でも同じように廊下の空間を把握できる場所に光源を配置している。
これは一般的な廊下に比較して極めて省エネを実現している。
「空間をより明確化」
エントランスホールの人の行為に合わせて光源位置を配置している。光源は床スラブで固定され、敷石上に出ている。パイプ太さは標準な光源のソケットであるE26を採用し、ソケットが最小で納まる寸法で決めている。アトリウム全体の照明は調光制御され、時間帯によって明るさを調整している。E26のソケットを採用したのは、このソケットの規格が比較的日本の照明器具の標準となっている。よって電球だけでなく、コンパクト蛍光灯や将来的にLEDを使用した電球タイプの光源の普及に対して対応していることにもなっている。