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都市計画
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2016
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東伊豆町稲取地区街路照明計画
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気仙沼駅前商店街(商和会)商店街灯リニューアル

気仙沼駅前商店街(商和会)商店街灯リニューアル

設計:角舘まさひで/東京都市大学客員教授、ぼんぼり光環境計画
プロデュース:小林茂雄/東京都市大学教授
アドバイス:阿部俊彦/早稲田大学都市・地域研究所研究員、LLC 住まい・まちづくりデザインワークス
      吉川晃司/気仙沼八日町まちづくり、スタジオまめちょうだい
掲載誌:各新聞社

  

街あかり実施
既存の商店街灯は路面を明るくするために計画されている為に、道路が目立ち、光源が眩しい状態となっている。
今回は街空間の境界部分である、建物際、駐車場などの奥側に照明を設置することによって、
暗闇を無くし、安心と防犯性を高めることを目指した。
照明の電源は既存の商店街灯から供給することを基本として、建物側に照明灯を設置し、
既存商店街灯の白色LED29W×2を電球色LED4W×2に変更した。
既存の商店街灯は22灯(29W×2)、新設の照明灯は64灯(4~10W)で、
器具種類は25種類を各場所に合わせて計画した。
また民地側の協力として駅前ホテル(パールシティ)の駐車場は既存の7灯の水銀灯照明を10WのLED照明に変更した。

気仙沼駅前商店街(商和会)商店街灯リニューアル

2018年末に実施に向けての照明実験時の様子。
駅前では灯台のイルミネーションを追加し、
街の暗闇を無くすあかりを設置した。

気仙沼駅前商店街(商和会)商店街灯リニューアル

街に設置された照明器具

「東日本大震災被災地の気仙沼、街あかりでリニューアル」
~道を照らす照明から道の周辺を照らす照明~

気仙沼駅前商店街(商和会)では「商店街再生加速化支援事業費補助金(県・市)」を活用し、安心・安全な地域づくり、地域に密着した商店街として子どもから高齢者まで幅広い世代の交流を促すことにより,身近な商店街として気軽に利用できる商業機能の向上を目指し、「気仙沼あかりものがたり」の一つとして商店街による街あかり整備を実施した。

東京都市大学小林茂雄教授、角舘まさひで客員教授(ぼんぼり光環境計画代表)は東日本大震災支援として、あかりからのまちづくり、高台避難誘導照明環境整備の活動を、釜石市東部地区、岩手県陸前高田市、いわき市久ノ浜地区にて活動してきた。気仙沼市では内湾地区を中心に2014年から景観に配慮した高台避難誘導を促進する照明社会実験の実施と評価を行ってきた。また同時に内湾地区復興まちづくり協議会、阿部俊彦(早稲田大学都市・地域研究所)と連携し、2017年5月に市長に全体方針を説明し、県港湾、県都市計、市都市計、県警などと協議を進め、防潮堤、各公園、周辺道路、災害公営住宅、商業施設、公共施設など統一した夜の照明環境実施に向けて照明の提案、計画、実施を行っている。


〇内湾地区照明環境整備イメージ


■2015年に行われた照明社会実験


■内湾地区の施設抜粋

ボイド照明(暗闇を無くすあかり
従来の照明は主に路面の照度(明るさ)を確保する為に設置されていた。ボイド照明は街の暗闇となってしまっている、建物周り、駐車場、路地などの奥にあかりを設置することによって、空間認知を促進し、人が隠れていそうな所を無くすことで、安心感、防犯抑止が促進される。
駅前商店街では、まずは代表的な駅前広場、駐車場と路地部にて照明実験を行った。

街あかり実施
既存の商店街灯は路面を明るくするために計画されている為に、道路が目立ち、光源が眩しい状態となっている。今回は街空間の境界部分である、建物際、駐車場などの奥側に照明を設置することによって、暗闇を無くし、安心と防犯性を高めることを目指した。照明の電源は既存の商店街灯から供給することを基本として、建物側に照明灯を設置し、既存商店街灯の白色LED29W×2を電球色LED4W×2に変更した。 既存の商店街灯は22灯(29W×2)、新設の照明灯は64灯(4~10W)で、器具種類は25種類を各場所に合わせて計画した。また民地側の協力として駅前ホテル(パールシティ)の駐車場は既存の7灯の水銀灯照明を10WのLED照明に変更した。

■計画範囲と器具配置図


■使用された照明器具デザイン種類

■照明配線の考え方

結果
リニューアル範囲全体では平均照度が7.1ルクスから3.8ルクスとなったが、道よりも街や街の暗闇が明るくなった。よって電気使用量としては制御も考慮して、約4/10となり、大きな省エネが実現できた。 設置後にアンケートを行った。
既存と比較して、「明るく感じる」「安心感」「雰囲気が好きか?」は全て良いと評価され、歩行性能、運転性能(歩行者への危険予測)ともに向上した。
特に10代の回答では、「暖かい雰囲気になった」「ゆっくり歩いて帰るようになった」「明るくなった」など通学している高校生の評価が特に高まった。

■リニューアル前後の照度比較等

■ボイド(空間)評価

■アンケート

今後
駅前商店街の照明のリニューアルの計画ではあったが、駅前部は市管理の扱いであったため、市との協議も同時に進め、景観整備を官民共同で行えた。
復興事業では民の意見があまり考慮されていない事もあるが、今後のグランドデザインの事例として、縦割りの境界を無くしていくことにつながればと思う。
今後、駅前広場公園(市)、駅舎周辺(JR)とも協議を進め、より気仙沼の玄関口としての魅力を高めていく。

■内湾地区照明環境ガイドライン(案)

関係者
角舘まさひで/東京都市大学客員教授、ぼんぼり光環境計画
小林茂雄/東京都市大学教授
阿部俊彦/早稲田大学都市・地域研究所研究員、LLC 住まい・まちづくりデザインワークス
吉川晃司/気仙沼八日町まちづくり、スタジオまめちょうだい


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