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展示/

インスタレーション

┏From 2010

-2010
徳島LEDフェスティバル
     「トゥインクル・カナル」
「気配光」くらしとあかりPJ
八尾光環境整備計画
七尾和倉温泉まちなみ整備計画
大塚天祖神境内いちょう祭り
東京モーターショー三菱ふそうブース
大塚天祖神社境内いちょう祭り
     ライトアップ

「渦」
横浜山手西洋館トゥインクルウィンド
世界遺産合掌造・相倉集落PJ
平瀬地区計画
日ノ出町・黄金町PJ
b6トゥインクルスノー
ハウステンボス・クリスマスイルミネーション
武蔵野美術大学インスタレーション
日本大学芸術学部 授業風景
2005-
「いろけ」
「街の灯り展」
元町仲通り「絵看板ワークショップ」
大野村街並み形成計画・夢あかりイベント
TWINKLE SNOW/新宿サザンテラス
ミニマムライトスタディー
     /あかり展2003

「素光/M-LIGHT」照明器具デザイン
「リビング☆ライト展」
「揺光」tokyo living site
マテリアルの使い方展
窓明かりの美しい街・川越
アートイング東京2001会場構成
interplace/建設総合見本市
     金門電気ブース計画

「いつかみた夏の思い出」
2000-
元町仲通り光環境実験-イベント
「虹窓の科学」
久米設計「講演:建築の鉄人」
「ゆらめく光と時の中で・・・」
タケオペーパーショー99
「ゆびをおいてください」
記憶の庭(移動する聖地展ICCにて)
ファッションショー「SB」
「くつをぬいで、おあがりください。」
リンク・リンク
CONVERTIBLE SPACE
アジアン・スタイル
芸術見本市/アーキタンツブース計画
IN THE CITY OF SWANS
浮かぶ熱帯
谷中332
吉祥寺パルコ・イルミネーション


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谷中332(1996/東京都)

設計:角舘政英+藤原京子
協賛:松下電工株式会社、ファーストデザインシステム株式会社

「谷中332」と題されたインスタレーションが、「納豆漁業121メートル集合」企画・主催で東京・千駄木にある戦後直後に建てられた中廊下型の木造のアパートが取り壊される前に行われた。参加したアーティストは30名ほどで、各部屋、廊下を展示、音楽、パフォーマンスと多岐にわたった内容であった。我々はこの廊下を舞台にインスタレーションをおこなった。
廊下の壁面に20Wの蛍光灯を取り付けこれらがランダムに調光されながら点滅(明-暗)するようにした。我々はこの場において「歩行する」という単純な人の行動にとって物が見えること、空間を認知すること、すなわち、「光がある」ということがいかに人の行為に影響するかを体験してもらいたかった。
私たちは公共の空間(道路、駅など)で周りが見えないほどの暗さに出会うことはない。歩行にさいし最低限の明るさは親切にも提供されている。 ゆえに「明」から「闇」に明るさのレベルが移行したとき、その場にいる人は歩くことが困難になり、立ち止まり、ストレスを感じることになる。
視覚から別の感覚(聴覚、触覚など)に空間把握の感覚が以降するのに気が付き、「明」から「闇」に連続的に以降する状態を体験することによってのみ「明るさ」「暗さ」に対する感覚を唯一把握することができるのではないだろうか。
ここでは連続的に変化する「明」「暗」の中を歩く行動を通して明るさのレベルを感覚的に認識することができる場であった。

また、この場をかりて、照明器具を寄付していただいた松下電工様、調光器を貸していただいたファーストデザインシステム様には深く御礼を申し上げます。

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