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「くつをぬいで、おあがりください。」(1998/東京都)

全体計画:デジタルPBX+加藤弘行+横溝真
会場設営:イノウエインダストリンズ
照明デザイン:角舘政英
メディア:住宅特集

学生の頃、京都の茶室を見て廻ったことがあった。ほの暗い茶室の中にいると、鳥のさえずりなどがいやにはっきり聞こえた。それなのにまるで別世界からの音のようだった。
ああ、これは一種の幻覚遊びなんだな、と思った。とても魅力的な遊びに見えた。外に出ると青空がまぶしい。この世界が茶室に入る前の世界と同じだという根拠はなにもない。
「くつをぬいで、おあがりください。」そんな隙間のような時空が、このごろちょっと足りない。
(デジタルPBX)

今回は、ピーナッツを一面に敷き詰めた中に小さな茶室的空間を作りました。
茶室内は床、天井が発光した、「響かない光」によってみたされています。
そして、窓からは現社会が見え隠れします。

1998年6月29日(月)~7月11日(土)
ガレリア・グラフィカbis
日・祭日休廊 東京都中央区銀座6-13-4銀座S2ビル1F tel03-5550-1335

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